山本拓馬のPitching Note

落ちこぼれ野球選手が144キロの軟式野球日本代表になる為に取り組んだこと等を発信していきます。

【コントロール向上プロジェクト】パワーポジションを作るために

こんにちは
山本です。

 

今日は昨日お話させていただきましたパワーポジションについて
どうやってそのポジションを作っていくのかというお話をさせていただきます。

 ⇩過去記事はこちらから

t-yamamoto1102.hatenablog.com

  

パワーポジションを作るためには「カニ歩き」

 このパワーポジションを作る意識付けとして行ってほしいのは
ズバリカニ歩き」です!!

 

みなさんカニ歩きはわかりますよね?

 

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(ここまで深くする必要はないです)


このカニ歩きのポジションこそが「パワーポジション」を意識付ける為に最適ではないかと考えられます。

 

非常に参考になる考え方の動画を発見しましたので紹介いたします。


【球速UP当たり前】何でみんな“これ”やらんの?【誰も知らない体重移動法】

 

このカニ歩きのポジションを取るときに注意していただきたいことは
「膝を曲げずに股関節を曲げる意識」を持つようにしてください!

 

結果として膝は曲がるのですが、膝を曲げる意識を持ってしまうと
先日の記事で触れた「骨盤後傾」の形を誘発しやすくなり
ハムストリングやお尻の筋肉が優位的に働かなくなってしまいます。
(動画内でも悪い例として紹介されておりますので是非ご覧ください!)

 

正しくこのポジションが取れていると
骨盤前傾の形になり、ハムストリングや殿筋を優位に使うポジションが取れます。

 

このまま横歩きをすることで、無意識的に並進運動における
パワーポジションの姿勢を練習することができます。

 

実際の投球動作時に「パワーポジション作って・・」なんて考えている間がないと思うんので
この練習をひたすら行い、無意識的にもパワーポジションを維持できるようになるまで
やってみてください!

 

これができるようになれば、コントロールも球速も
劇的に変わってくるのではないでしょうか?

 

是非お試しください。

 

それではまた、よろしくお願いいたします。

 

 

 

【コントロール向上プロジェクト】フォームのブレをなくす為のパワーポジション

こんにちは
山本です。

 

今回はコントロールをよくする為に、フォームを安定させる1つのポイントを紹介します。

 

今回紹介するポイントは

「パワーポジション」

になります。

 

このパワーポジションをしっかりとって、そのポジションをとったうえで動作を行うことで、フォームの安定感も上がりブレが少なくなって
結果としてコントロールが良くなるという話です。

 

なのでこのパワーポジションをしっかり取れたフォーム作りというものを行っていきましょう!!

 

そもそもパワーポジションとは?

 こう思う方もいらっしゃるかと思いますので
簡単にパワーポジションを紹介させていただきます。

 

簡単に表すと

パワーポジションとは、素早い動作を行うための動きやすい構え・準備姿のことを言い。一般的には膝関節、股関節を軽度屈曲位で体幹を前傾したポジションとなる。

 

投手で表すとこのポジションになります。

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 骨盤前傾の形になっており、この状態が取れると
ハムストリングや殿筋の力を優位的に使うことができ

脚→お尻→大幹へと連動し、繋がっている形を取ることができます。
安定し、力を投球により伝えやすくなります。

 

また、フォームが安定するという事はコントロールの安定にもつながりますよね?

 

 

逆に、骨盤が後傾してしまっている
いわゆるパワーポジションが取れていない場合だと画像のような形になります。

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藤浪投手は2020年は改善しておりますが
2018年、2019年は骨盤が後傾しておりました。

 

この状態になると、先ほどとは違い
ハムストリング、殿筋よりも太ももの前側の筋肉が優位に働いてしまい
それによって、脚→お尻→大幹の連動が上手くいかずに
下半身と上半身が分断されたような形になってしまいます。

 

そうすると腕だけに頼らざるを得なくなり
結果としてコントロールも安定しずらく、けがのリスクも高まります。

 

 

今回はパワーポジションについてと
パワーポジションを作ることの重要性について話させていただきました。

 

今回の内容で何故パワーポジションが大切で
パワーポジションを作ることの重要性を理解いただけたかと思います。

 

ではどのようにしてそのポジションを作りだしていくのか
その意識付けのトレーニングについて次回紹介させていただければと思います。

 

それではありがとうございました。

 

【コントロール向上プロジェクト】コントロールアップさせるには目標を片目で定めよ!!

こんにちは
山本です。

 

今日はコントロールを上げる為に、狙い方の部分のお話をさせていただきます。

結論から言いますとキャッチャーを見て、狙いを定める時は

「片目でしっかりキャッチャーを見る」

ことを意識してみてください!

 

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具体的には足を上げて、並進運動を始める時はずっと左目(右投手なら)
リリース後は右目(右投手なら)でしっかりとキャッチャーを見るような意識になります。

 

何故この片目でしっかりキャッチャーを見るのが良いかというと
「目線がブレない→頭の位置がブレない」
からです。

 

コントロールが悪い投手の多くは、目線や頭の位置がブレてしまっていることが多くなっております。
それを改善する意味でも、しっかり片目で狙った方向を見続ける。
というのは非常に重要だと考えられます。

 

両目で見る意識はNGです!!

 

何故両目で見るとNGなのかというと
両目でキャッチャー方面を見ようとすると、顔が正対しやすくなり
結果として体の開きを誘発し、コントロールが定まらないという可能性が生じる為となります。

 

最初は慣れないと思いますが
普段のキャッチボール、壁当て、ネットスローから是非意識してみてください!!

 

⇩こういったネットも練習にはちょうど良いかもしれません!


 

 

僕も試して言っている最中ですが、ブレなかったときはしっかり良い球が狙ったところに投げれる感覚があります!!

 

また皆さんに色々共有できるよう、色々な挑戦を続けていきたいと思います!

 

それではまたよろしくお願いいたします。

 


 

球速は必要ない?? 日本シリーズを観戦して感じたこと

こんにちは
山本です。

 

昨日、日本シリーズが終了しましてソフトバンクホークスが見事4連勝で4連覇を達成しました。

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ソフトバンクはこれで2018年の第3戦からなんと12連勝のようです・・・

 

正直、試合を見た感想としては力の差を強く感じたなと思う日本シリーズでした。

 

「球速は必要ない、大事なのはキレとコントロールだ!!」

という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

球速アップを目指す投手に対してよく使われる言葉ですよね?
実際に、この言葉が間違っているという訳ではありません。
160km/hを投げていてもストライクが入らなければ意味がありませんし、回転数などのキレがなければ速く見えなかったりします。

 

ただ、今回の日本シリーズを見ていて思ったのは
ソフトバンクは出てくる投手が次々に150km/hを出しているのに対して、巨人の投手はビエイラ投手以外はほとんど140km/h台だったと思います。

 

投手成績で上位を見ていても、千賀投手、山本由伸投手、大野雄大投手、菅野智之投手、森下暢仁投手・・・・
やはり球威×コントロールの両方を持ち合わせている投手が上位にいてますよね。

技巧派と言われて成績を残している大貫投手や西投手も140km/h中盤は投げておりますので、「最低限の球威は持った上でのコントロールと言えるのではないでしょうか?

 

最近とある社会人選手と話す機会があり、この話題について話したのですが
やはり同様のことを言っており
「最低限の球威がないと上のレベルと対戦する時に歯が立たない」
という事を話しておりました。

 

120km/h台でコントロールがめちゃくちゃ良い投手は、下のレベル相手には重宝されるけど、本当に重要な都市対抗予選等では使えなく
135km/h以上投げれて、コントロールが普通の投手の方が使われるという事でした。
(余程フォームに特徴がある等の武器があれば別)

 

もちろん

「160km/hでも全くストライクが入らない」
「120km/hでもビタビタにコントロールできる」

という極論なら後者でしょうが(そもそも試合にならない)

 

やはり投手として追い求めるのは
「球威もコントロールもある投手」

なのではないでしょうか?

 

個人的にはこの「球速よりコントロール」というのは、試合中に考えることのニュアンスで話したことが拡大解釈となって、球速なんて必要ない!という事になっているのではないかと感じました。

 

もちろん、私自身も試合中に球速アップを考えることはありませんし、コントロールを意識しております。
これを見た皆さんも、今後自分が練習するにあたってや、子供を指導する際などに、両方を両立して上げてるようなトレーニングを行っていったり、指導したりしていただけると
今後の日本球界の発展にも繋がっていくのではないでしょうか?

 

今日はザックリした話になってしまいましたが、参考になれば幸いです。

 

それではまたよろしくお願いいたします。

 

 

 

【コントロール向上プロジェクト】フォームの始動は右足から?左足から?

こんにちは
山本です。

 

週末は野球関係の用事でバタバタしており、更新が滞っておりました。。。

 

そんな中、非常に面白い感覚を聞く機会があり
個人的にめちゃくちゃ参考になって、今後取り入れたいと思った話があるので少し紹介したいと思います。

 

今回縁あってお話をお伺いすることができたのは
「4スタンス理論」
という理論になります。

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みなさんももしかしたら聞いたことあるかもしれませんが

4スタンス理論とは
「ヒトの身体の使い方には4種類あり、それぞれが自分のタイプに適った身体の使い方を持っている」

という理論になります。

 

自分のタイプに沿った使い方をしていかないと、パフォーマンスも上がらないし怪我のリスクにもつながってきますよ。というお話です。

 

4スタンス理論では自分のベストな重心位置
「つま先側/かかと側」+「内側/外側」
で判別しており、それぞれのタイプを
・A1(つま先側/内側重心)
・A2(つま先側/外側重心)
・B1(かかと側/内側重心)
・B2(かかと側/外側重心)

の4種類で分けております。

 

ネットでもセルフチェック等できるようになっておりますので
気になる方は是非チェックしてみてください。

ただし、セルフチェックだと正しい判別とは誤差が出る場合がありますので
正しい判断はあくまでも専門家の方に教わるのをオススメします。

 

僕の場合はセルフチェックではA1タイプだったのですが、今回専門家の方に聞くとA2タイプでした・・・・・

 

私が話をお伺いした専門家は工藤トレーナーという方になりますので
気になった方は工藤さんのインスタフォローをお願いします!!

▼工藤さんInstagram

https://www.instagram.com/shuntaro.4stans/?hl=ja

 

 

さて、詳しい話は私もまだまだですのでお話できませんが
今回、非常に実感のあった指導を紹介させていただきますと

 

みなさん、セットポジションから足を上げる時
どちらの足から始動しますか??

 

左足をすっと上げるイメージで始動させる方、右足を踏み込んで始動させる方
の2パターンがあると思うのですが(右投手の場合)

 

果たしてその上げ方は自分に合っているのでしょうか??

 

私は今まで右足を踏み込んでから上げるイメージ(千賀投手のような)
で足を上げておりましたが、実はそれは間違いでした。

 

その点を指導受けてから、右足から上げた時、左足から上げた時
押してもらって、その時のぐらつきを比較実証しましたが

 

右足の時はぶらつき、左足の時は非常に安定しておりました

今このブログを見ていらっしゃる方は是非誰かに協力してもらい、試してみてください!!

それだけでどっちが自分に合っているのかがすぐにわかると思います!!

 

レッグアップ時は投球動作の始動であり、始動が安定することで後の動作の安定性も増す可能性が高まります!
ピッチングのスタートの安定性、ぜひ試してみてください!!

 

それではまたよろしくお願いします。

 

 

【球速アップトレーニング】球速を上げるために投手が取り組みたいジャンプトレーニング

こんにちは
山本です。

 

今日は「球速アップ」の為に僕自身が取り組んでいるトレーニングを紹介したいと思います。

 


【150km/hプロジェクト】爆発力を鍛えれる瞬発系トレーニング!投球フォーム改善にも繋がるメニューを紹介

 

過去にYouTubeで紹介させていただきましたが
爆発系のジャンプトレーニン
いわゆる「プライオメトリクストレーニング」 の紹介となります。

 

プライオメトリクストレーニングとは

素早いエクセントリックな筋活動の直後にコンセントリックな筋活動が行われると(ストレッチ・ショートニング・サイクルと呼ばれる)、コンセントリック筋活動だけの時よりも短時間でより大きな筋力が発生しやすいという性質を利用して、連続ジャンプや高いところから飛び降りてすぐにジャンプするといったエクササイズの方法を用いることにより、そうした筋力発生の能力を高めようとするものです。 

 (参照)プライオメトリクス | S&Cスポーツ科学計測テクノロジー スポーツパフォーマンス分析

 とありますが、簡単に言い換えると
「素早くパワー発揮するためのトレーニング」

でして、「体のキレ」などにもつながってくるかと思われます。

 

じゃあなぜこの爆発力が球速を上げるために必要なの?

 

と思われる方、実際の投球フォームを想像してください。

「ゆっくりしたフォームからゆっくりしたリリース」をする投手と

「早い(ゆっくりでも可)フォームから爆発的な強いリリース」をする投手だとどちらの方が球速が速いと思いますか?

 

基本的には後者ですよね?

 

もちろん、球速を出す要素や投手としての要素は他にもたくさんあるので
これだけやれば良いというものではありませんが
間違いなく上記の要素の一つにこの爆発力というものが関係してくるかと思います。

 

プロ野球選手のトレーニングでも、ボックスジャンプ等のトレーニングを取り入れておりますし、今後も取り入れていきたいトレーニングです!!

 

他にもウエイトを用いた「VBT(ヴェロシティ ベースド トレーニング)」などの方法もございますので
そういったトレーニングの方法なども紹介していきたいなと思います。

 

↓動画内で私が使用しているメディシンボールはこちらになります!!

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それではご覧いただきありがとうございます!

 

また次回よろしくお願いいたします。

【コントロール向上プロジェクト】山本由伸も実践!?身体操作能力を高めてコントロールアップ!

こんにちは
山本です。

 

今日はコントロールアップに向けて最近私が取り組んでいる
「身体操作系」のトレーニングを1つ紹介したいと思います。

 

まずは下記の動画をご覧ください。

 

まあ見事にひどいですよね(笑)

最近このTwitterで見つけた「西園さん」の魔女トレというものに興味があり
それをまねたようなトレーニングになります。

 

 

めちゃくちゃすごいですよね!?(語彙力・・・笑)

 

実はこのトレーニング、プロ野球でも有名なある投手も同じトレーニングをしていたのです。
その選手とは・・・・

 

そう、山本由伸 投手です!!

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山本由伸 投手

 

山本由伸投手はブリッジ等が有名でして
体の柔軟性や身体操作の能力が非常に優れている投手でして
その能力が高いから
あの150km/hを超えるストレートをコントロール良く投げることができています。

 

だからと言って、これだけをすれば球が速くなり、コントロールがよくなるわけではないですが

上記2点を高める要素としては非常に重要だと思いますので、今後取り組んでいきたいと思います。

 

まだまだ下手くそですが、TwitterInstagramYouTubeなどでも取り組みを紹介していきたいと思いますので

温かく見守ってください(笑)

 

それではありがとうございました!!