こんにちは
山本です。
昨日、日本シリーズが終了しましてソフトバンクホークスが見事4連勝で4連覇を達成しました。
ソフトバンクはこれで2018年の第3戦からなんと12連勝のようです・・・
正直、試合を見た感想としては力の差を強く感じたなと思う日本シリーズでした。
「球速は必要ない、大事なのはキレとコントロールだ!!」
という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
球速アップを目指す投手に対してよく使われる言葉ですよね?
実際に、この言葉が間違っているという訳ではありません。
160km/hを投げていてもストライクが入らなければ意味がありませんし、回転数などのキレがなければ速く見えなかったりします。
ただ、今回の日本シリーズを見ていて思ったのは
ソフトバンクは出てくる投手が次々に150km/hを出しているのに対して、巨人の投手はビエイラ投手以外はほとんど140km/h台だったと思います。
投手成績で上位を見ていても、千賀投手、山本由伸投手、大野雄大投手、菅野智之投手、森下暢仁投手・・・・
やはり球威×コントロールの両方を持ち合わせている投手が上位にいてますよね。
技巧派と言われて成績を残している大貫投手や西投手も140km/h中盤は投げておりますので、「最低限の球威は持った上でのコントロール」と言えるのではないでしょうか?
最近とある社会人選手と話す機会があり、この話題について話したのですが
やはり同様のことを言っており
「最低限の球威がないと上のレベルと対戦する時に歯が立たない」
という事を話しておりました。
120km/h台でコントロールがめちゃくちゃ良い投手は、下のレベル相手には重宝されるけど、本当に重要な都市対抗予選等では使えなく
135km/h以上投げれて、コントロールが普通の投手の方が使われるという事でした。
(余程フォームに特徴がある等の武器があれば別)
もちろん
「160km/hでも全くストライクが入らない」
「120km/hでもビタビタにコントロールできる」
という極論なら後者でしょうが(そもそも試合にならない)
やはり投手として追い求めるのは
「球威もコントロールもある投手」
なのではないでしょうか?
個人的にはこの「球速よりコントロール」というのは、試合中に考えることのニュアンスで話したことが拡大解釈となって、球速なんて必要ない!という事になっているのではないかと感じました。
もちろん、私自身も試合中に球速アップを考えることはありませんし、コントロールを意識しております。
これを見た皆さんも、今後自分が練習するにあたってや、子供を指導する際などに、両方を両立して上げてるようなトレーニングを行っていったり、指導したりしていただけると
今後の日本球界の発展にも繋がっていくのではないでしょうか?
今日はザックリした話になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
それではまたよろしくお願いいたします。