山本拓馬のPitching Note

落ちこぼれ野球選手が144キロの軟式野球日本代表になる為に取り組んだこと等を発信していきます。

【コントロール向上プロジェクト】フォームのブレをなくす為のパワーポジション

こんにちは
山本です。

 

今回はコントロールをよくする為に、フォームを安定させる1つのポイントを紹介します。

 

今回紹介するポイントは

「パワーポジション」

になります。

 

このパワーポジションをしっかりとって、そのポジションをとったうえで動作を行うことで、フォームの安定感も上がりブレが少なくなって
結果としてコントロールが良くなるという話です。

 

なのでこのパワーポジションをしっかり取れたフォーム作りというものを行っていきましょう!!

 

そもそもパワーポジションとは?

 こう思う方もいらっしゃるかと思いますので
簡単にパワーポジションを紹介させていただきます。

 

簡単に表すと

パワーポジションとは、素早い動作を行うための動きやすい構え・準備姿のことを言い。一般的には膝関節、股関節を軽度屈曲位で体幹を前傾したポジションとなる。

 

投手で表すとこのポジションになります。

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 骨盤前傾の形になっており、この状態が取れると
ハムストリングや殿筋の力を優位的に使うことができ

脚→お尻→大幹へと連動し、繋がっている形を取ることができます。
安定し、力を投球により伝えやすくなります。

 

また、フォームが安定するという事はコントロールの安定にもつながりますよね?

 

 

逆に、骨盤が後傾してしまっている
いわゆるパワーポジションが取れていない場合だと画像のような形になります。

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藤浪投手は2020年は改善しておりますが
2018年、2019年は骨盤が後傾しておりました。

 

この状態になると、先ほどとは違い
ハムストリング、殿筋よりも太ももの前側の筋肉が優位に働いてしまい
それによって、脚→お尻→大幹の連動が上手くいかずに
下半身と上半身が分断されたような形になってしまいます。

 

そうすると腕だけに頼らざるを得なくなり
結果としてコントロールも安定しずらく、けがのリスクも高まります。

 

 

今回はパワーポジションについてと
パワーポジションを作ることの重要性について話させていただきました。

 

今回の内容で何故パワーポジションが大切で
パワーポジションを作ることの重要性を理解いただけたかと思います。

 

ではどのようにしてそのポジションを作りだしていくのか
その意識付けのトレーニングについて次回紹介させていただければと思います。

 

それではありがとうございました。